《法規》〈電気施設管理〉[H27:問4] 事業用電気工作物及びその電気保安の状況に関する空欄穴埋問題

【問題】

【難易度】★★★☆☆(普通)

次の文章は,我が国の事業用電気工作物及びその電気保安の状況に関する記述である。文中の\(\fbox{$\hskip3em\Rule{0pt}{0.8em}{0em}$}\)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選びなさい。

a.資源エネルギー庁が発表する電力調査統計によれば,平成26年3月末における電気事業用発電設備と自家用発電設備(\(\mathrm {1000 \ kW}\)未満の発電所の発電設備を除く。)との認可及び届出出力合計は,約\(\fbox {  (1)  }\)\(\mathrm { \ kW}\)である。このうち,水力発電設備(揚水式を含む。)の出力の割合は,約\(\fbox {  (2)  }\)である。

b.経済産業省が発表する電気保安統計によれば,平成22年度から平成24年度において全国で発生した電気事故の年平均件数は,約14000件である。このうち,最も件数が多いのは,高圧架空配電線路での事故であり,そのほとんどが\(\fbox {  (3)  }\)となっている。また,自家用電気工作物で発生した電気事故の年平均件数は,約\(\fbox {  (4)  }\)件であり,このうち事故発生件数が最も多い場所は,\(\fbox {  (5)  }\)である。

〔問4の解答群〕
\[
\begin{eqnarray}
&(イ)& 1600     &(ロ)& 600 \\[ 5pt ] &(ハ)& 2.3億     &(ニ)& 2600 \\[ 5pt ] &(ホ)& 発電所     &(ヘ)& 2.9億 \\[ 5pt ] &(ト)& 需要設備     &(チ)& 25% \\[ 5pt ] &(リ)& 10%     &(ヌ)& 電気火災事故 \\[ 5pt ] &(ル)& 17%     &(ヲ)& 供給支障事故 \\[ 5pt ] &(ワ)& 感電事故     &(カ)& 低圧配電線路 \\[ 5pt ] &(ヨ)& 1.7億 \\[ 5pt ] \end{eqnarray}
\]

【ワンポイント解説】

電力調査統計と電気保安統計からの出題です。あまり見ることは少ないかもしれませんが,平成30年度現在でもだいたいの数値は変わっていません。

電力保安統計
http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/electric_power/ep002/results.html

電気保安統計
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/result-1.html

【解答】

(1)解答:ヘ
題意より解答候補は(ハ)2.3億,(ヘ)2.9億,(ヨ)1.7億になると思います。解答は(ヘ)2.9億ですが,電力調査統計では平成30年度現在で2.7億\(\mathrm { \ kW}\)程度となっています。

(2)解答:ル
題意より解答候補は(チ)25%,(リ)10%,(ル)17%になると思います。解答は(ル)17%ですが,電力調査統計では平成30年度現在で18%程度となっています。

(3)解答:ヲ
題意より解答候補は(ヌ)電気火災事故,(ヲ)供給支障事故,(ワ)感電事故になると思います。電気保安統計では電気事故件数が13,236件に対し,供給支障事故が12,461件となっており,圧倒的に多いです。電気火災事故や感電事故は圧倒的に少ないです。

(4)解答:ロ
題意より解答候補は(イ)1600,(ロ)600,(ニ)2600になると思います。電気保安統計では平成26年度で584件となっており,ほとんど変わっていません。

(5)解答:ト
題意より解答候補は(ホ)発電所,(ト)需要設備,(カ)低圧配電線路になると思います。電気保安統計では平成26年度で需要設備が445件で圧倒的に多くなっています。



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