《法規》〈電気設備技術基準〉[R08:問2]特別高圧を直接低圧に変成する変圧器の施設に関する空欄穴埋問題

【問題】

【難易度】★★☆☆☆(やや易しい)

次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく,特別高圧を直接低圧に変成する変圧器の施設に関する記述である。文中の\( \ \fbox{$\hskip3em\Rule{0pt}{0.8em}{0em}$} \ \)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

特別高圧を直接低圧に変成する変圧器は,次に掲げるものを除き,施設しないこと。

\( \ \mathrm {a)} \ \) 発電所,蓄電所又は変電所,開閉所若しくはこれらに準ずる場所の\( \ \fbox {  (1)  } \ \)の変圧器

\( \ \mathrm {b)} \ \) 使用電圧が\( \ 100 \ 000 \ \mathrm {V} \ \)以下の変圧器であって,その特別高圧巻線と低圧巻線との間に\( \ \mathrm {B} \ \)種接地工事(接地抵抗値が\( \ 10 \ \mathrm {\Omega } \ \)以下のものに限る。)を施した金属製の\( \ \fbox {  (2)  } \ \)防止板を有するもの

\( \ \mathrm {c)} \ \) 使用電圧が\( \ \fbox {  (3)  } \ \)以下の変圧器であって,その特別高圧巻線と低圧巻線とが\( \ \fbox {  (2)  } \ \)したときに,自動的に変圧器を電路から遮断するための装置を設けたもの

\( \ \mathrm {d)} \ \) 電気炉等,\( \ \fbox {  (4)  } \ \)負荷に電気を供給するための変圧器

\( \ \mathrm {e)} \ \) 交流式\( \ \fbox {  (5)  } \ \)に電気を供給するための変圧器

\( \ \mathrm {f)} \ \) 一定の条件により施設する\( \ 15 \ 000 \ \mathrm {V} \ \)以下の特別高圧架空電線路に接続する変圧器

〔問2の解答群〕
\[
\begin{eqnarray}
&(イ)& 通信用     &(ロ)& 電気鉄道用信号回路 \\[ 5pt ] &(ハ)& 混触     &(ニ)& 高調波を発生する \\[ 5pt ] &(ホ)& 力率が変化する          &(ヘ)& 75 \ 000 \ \mathrm {V} \\[ 5pt ] &(ト)& 非常電源用     &(チ)& 接触 \\[ 5pt ] &(リ)& 35 \ 000 \ \mathrm {V}     &(ヌ)& 大電流を消費する \\[ 5pt ] &(ル)& 所内用     &(ヲ)& 集じん装置 \\[ 5pt ] &(ワ)& 放電     &(カ)& 10 \ 000 \ \mathrm {V} \\[ 5pt ] &(ヨ)& 空気圧縮装置 && \\[ 5pt ] \end{eqnarray}
\]

【ワンポイント解説】

電気設備の技術基準の解釈第27条からの出題です。
特別高圧から低圧に直接変成すると,変圧器で混触が発生した際特別高圧の電圧が低圧に侵入し危険なので,原則施設しないことが規定されています。
比較的出題割合の高い条文で\( \ 2 \ \)種まででも一度は学習してきた条文かと思います。\( \ 1 \ \)種では平成30年問5や平成22年問3に類題があるので,合わせて学習しておくと効果的でしょう。

【解答】

(1)解答:ル
電気設備の技術基準の解釈第27条第1項第1号に規定されている通り,所内用となります。

(2)解答:ハ
電気設備の技術基準の解釈第27条第1項第2号及び第3号に規定されている通り,混触となります。

(3)解答:リ
電気設備の技術基準の解釈第27条第1項第3号に規定されている通り,\( \ 35 \ 000 \ \mathrm {V} \ \)となります。

(4)解答:ヌ
電気設備の技術基準の解釈第27条第1項第4号に規定されている通り,大電流を消費するとなります。

(5)解答:ロ
電気設備の技術基準の解釈第27条第1項第5号に規定されている通り,電気鉄道用信号回路となります。

<電気設備の技術基準の解釈第27条>
特別高圧を直接低圧に変成する変圧器は,次の各号に掲げるものを除き,施設しないこと。

 一 発電所,蓄電所又は変電所,開閉所若しくはこれらに準ずる場所の(1)所内用の変圧器

 二 使用電圧が\( \ 100,000 \ \mathrm {V} \ \)以下の変圧器であって,その特別高圧巻線と低圧巻線との間に\( \ \mathrm {B} \ \)種接地工事(第17条第2項第一号の規定により計算した値が\( \ 10 \ \mathrm {\Omega } \ \)を超える場合は,接地抵抗値が\( \ 10 \ \mathrm {\Omega } \ \)以下のものに限る。)を施した金属製の(2)混触防止板を有するもの

 三 使用電圧が(3)\( \ \color {red}{\underline {35,000 \ \mathrm {V}}} \ \)以下の変圧器であって,その特別高圧巻線と低圧巻線とが(2)混触したときに,自動的に変圧器を電路から遮断するための装置を設けたもの

 四 電気炉等,(4)大電流を消費する負荷に電気を供給するための変圧器

 五 交流式(5)電気鉄道用信号回路に電気を供給するための変圧器

 六 第108条に規定する特別高圧架空電線路に接続する変圧器



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