《法規》〈電気設備技術基準〉[R05:問7]分散型電源を連系する場合の施設要件に関する空欄穴埋問題

【問題】

【難易度】★★☆☆☆(やや易しい)

次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく,低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合の施設要件に関する記述である。文中の\( \ \fbox{$\hskip3em\Rule{0pt}{0.8em}{0em}$} \ \)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

a) 単相\( \ 3 \ \)線式の低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合において,負荷の不平衡により中性線に最大電流が生じるおそれがあるときは,分散型電源を施設した\( \ \fbox {  (1)  } \ \)の電路であって,負荷及び分散型電源の並列点よりも系統側に,\( \ 3 \ \)極に\( \ \fbox {  (2)  } \ \)引き外し素子を有する\( \ \fbox {  (3)  } \ \)を施設すること。

b) 低圧の電力系統に逆変換装置を用いずに分散型電源を連系する場合は,逆潮流を生じさせないこと。ただし,逆変換装置を用いて分散型電源を連系する場合と同等の単独運転検出及び\( \ \fbox {  (4)  } \ \)ができる場合は,この限りでない。

c) 次に掲げる異常を保護リレー等により検出し,分散型電源を自動的に\( \ \fbox {  (4)  } \ \)するための装置を施設すること。

 ① 分散型電源の異常又は故障

 ② 連系している電力系統の短絡事故,地絡事故又は\( \ \fbox {  (5)  } \ \)

 ③ 分散型電源の単独運転又は逆充電

〔問7の解答群〕
\[
\begin{eqnarray}
&(イ)& 周波数変動     &(ロ)& 構内     &(ハ)& 架空 \\[ 5pt ] &(ニ)& 避雷器     &(ホ)& 過負荷     &(ヘ)& 不足電圧 \\[ 5pt ] &(ト)& 無負荷運転       &(チ)& 断路器     &(リ)& 過電流 \\[ 5pt ] &(ヌ)& 遮断器     &(ル)& 過電圧     &(ヲ)& 運転停止 \\[ 5pt ] &(ワ)& 構外     &(カ)& 高低圧混触事故       &(ヨ)& 解列 \\[ 5pt ] \end{eqnarray}
\]

【ワンポイント解説】

電気設備の技術基準の解釈第226条及び第227条からの出題です。
近年非常に出題頻度が高い分散型電源に関する内容であったので,多くの受験生が対策をしていた問題かと思います。ただし,新しい条文が多く改正も多い内容なので,必ず最新の条文をチェックして本番に臨むようにして下さい。

【解答】

(1)解答:ロ
電気設備の技術基準の解釈第226条第1項の通り,構内となります。

(2)解答:リ
電気設備の技術基準の解釈第226条第1項の通り,過電流となります。

(3)解答:ヌ
電気設備の技術基準の解釈第226条第1項の通り,遮断器となります。

(4)解答:ヨ
電気設備の技術基準の解釈第226条第2項及び第227条第1項の通り,解列となります。

(5)解答:カ
電気設備の技術基準の解釈第227条第1項第1号ロの通り,高低圧混触事故となります

<電気設備の技術基準の解釈第226条>
単相\( \ 3 \ \)線式の低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合において,負荷の不平衡により中性線に最大電流が生じるおそれがあるときは,分散型電源を施設した(1)構内の電路であって,負荷及び分散型電源の並列点よりも系統側に,\( \ 3 \ \)極に(2)過電流引き外し素子を有する(3)遮断器を施設すること。

2 低圧の電力系統に逆変換装置を用いずに分散型電源を連系する場合は,逆潮流を生じさせないこと。ただし,逆変換装置を用いて分散型電源を連系する場合と同等の単独運転検出及び(4)解列ができる場合は,この限りでない。

<電気設備の技術基準の解釈第227条(抜粋)>
低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合は,次の各号により,異常時に分散型電源を自動的に(4)解列するための装置を施設すること。

一 次に掲げる異常を保護リレー等により検出し,分散型電源を自動的に解列すること。

 イ 分散型電源の異常又は故障

 ロ 連系している電力系統の短絡事故,地絡事故又は(5)高低圧混触事故

 ハ 分散型電源の単独運転又は逆充電

二 一般送配電事業者が運用する電力系統において再閉路が行われる場合は,当該再閉路時に,分散型電源が当該電力系統から解列されていること。



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