【問題】
【難易度】★★★☆☆(普通)
高圧受電設備の保守,点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。(高圧受電設備規程による。)
(1) 日常巡視は,日常随時構内を巡視して,運転中の電気設備を目視等により異常の有無を確認するものである。
(2) 定期点検は,短期間(\( \ 1 \ \)週間から\( \ 1 \ \)ヶ月)の周期で,主として運転中の電気設備を目視により点検を行うものである。
(3) 精密点検は,長期間(\( \ 2 \ \)年から\( \ 5 \ \)年程度)の周期で,電気設備を必要に応じて分解するなど,点検,測定及び試験を行うものである。
(4) 臨時点検は,電気事故その他異常が発生したとき,又は異常が発生するおそれがあると判断したときに点検,測定及び試験を行うものである。
(5) 保守は,各種点検において異常があった場合や修理・改修の必要を認めた場合等には内容に応じた措置を講じるものである。
【ワンポイント解説】
高圧受電設備の保守,点検に関する問題です。
それぞれの区分と内容を抑えていれば問題なく解けるかと思います。実務で設備を扱っている方が有利な問題です。
本問は平成17年問10の類題となります。
1.高圧受電設備における保守・点検の分類
高圧受電設備における保守・点検の分類は以下の通りとなります。設備を運転したまま行うか,停止して行うかの違いが理解するためのポイントです。
①日常巡視
運転中の設備を目視等により点検し,異常の有無を確認します。点検周期は,日,週,月単位等に分けられます。
②定期点検
比較的長期間(\( \ 1 \ \)年程度)の周期で,主として電気設備を停止し,目視・絶絶縁抵抗測定・動作試験等により点検・測定・試験を行い,清掃,給油等の保守も行います。
③精密点検
長期間(\( \ 2 \ \)〜\( \ 5 \ \)年程度)の周期で電気設備を停止し,定期点検の内容に加え遮断器や負荷開閉器を分解する等詳細な点検・測定・試験を行います。
④臨時点検
事故発生時や巡視・定期点検での異常発生時,またはそのおそれがあるときに原因究明や再発防止のために適宜実施し,必要な場合は電気設備を停止します。
【解答】
解答:(2)
(1):正しい
ワンポイント解説「1.高圧受電設備における保守・点検の分類」の通り,日常巡視は,日常随時構内を巡視して,運転中の電気設備を目視等により異常の有無を確認するものとなります。
(2):誤り
ワンポイント解説「1.高圧受電設備における保守・点検の分類」の通り,定期点検は,比較的長期間(\( \ 1 \ \)年程度)の周期で,主として電気設備を停止し,目視・絶絶縁抵抗測定・動作試験等により点検・測定・試験を行います。
(3):正しい
ワンポイント解説「1.高圧受電設備における保守・点検の分類」の通り,精密点検は,長期間(\( \ 2 \ \)年から\( \ 5 \ \)年程度)の周期で,電気設備を必要に応じて分解するなど,点検,測定及び試験を行うものとなります。
(4):正しい
ワンポイント解説「1.高圧受電設備における保守・点検の分類」の通り,臨時点検は,電気事故その他異常が発生したとき,又は異常が発生するおそれがあると判断したときに点検,測定及び試験を行うものとなります。
(5):正しい
問題文の通り,保守は,各種点検において異常があった場合や修理・改修の必要を認めた場合等には内容に応じた措置を講じます。












