《法規》〈電気設備技術基準〉[R3:問5]発電機の保護装置に関する空欄穴埋問題

【問題】

【難易度】★★☆☆☆(やや易しい)

次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」における発電機の保護装置に関する記述である。

発電機には,次に掲げる場合に,発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設すること。

a) 発電機に\( \ \fbox {  (ア)  } \ \)を生じた場合

b) 容量が\( \ 500 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機を駆動する\( \ \fbox {  (イ)  } \ \)の圧油装置の油圧又は電動式ガイドベーン制御装置,電動式ニードル制御装置若しくは電動式デフレクタ制御装置の電源電圧が著しく\( \ \fbox {  (ウ)  } \ \)した場合

c) 容量が\( \ 100 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機を駆動する\( \ \fbox {  (エ)  } \ \)の圧油装置の油圧,圧縮空気装置の空気圧又は電動式ブレード制御装置の電源電圧が著しく\( \ \fbox {  (ウ)  } \ \)した場合

d) 容量が\( \ 2 \ 000 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の\( \ \fbox {  (イ)  } \ \)発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合

e) 容量が\( \ 10 \ 000 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機の\( \ \fbox {  (オ)  } \ \)に故障を生じた場合

f ) 定格出力が\( \ 10 \ 000 \ \mathrm {kW} \ \)を超える蒸気タービンにあっては,そのスラスト軸受が著しく摩耗し,又はその温度が著しく上昇した場合

上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
\[
\begin{array}{cccccc}
& (ア) & (イ) & (ウ) & (エ) & (オ) \\
\hline
(1) &  過電圧  &  水車  &  上昇  &  風車  &  外部  \\
\hline
(2) &  過電圧  &  風車  &  上昇  &  水車  &  内部  \\
\hline
(3) &  過電流  &  水車  &  低下  &  風車  &  内部  \\
\hline
(4) &  過電流  &  風車  &  低下  &  水車  &  外部  \\
\hline
(5) &  過電流  &  水車  &  低下  &  風車  &  外部  \\
\hline
\end{array}
\]

【ワンポイント解説】

電気設備の技術基準の解釈第42条からの出題です。
ニードル,デフレクタ,ブレード等の用語から(イ)と(エ)は予想でき,d)の文章で上昇が空欄となっていないことから(ウ)が予想できる等条文を知らなくても電力の知識と試験のコツを掴めていれば解ける問題となります。
電気施設管理で電力と関係する分野から出題されることからも,電力科目を科目合格していても法規科目が残っている場合には電力科目も学習しておくと良いかと思います。

【解答】

解答:(2)
(ア)
電気設備の技術基準の解釈第42条第1項第1号の通り,「過電流」となります。

(イ)
電気設備の技術基準の解釈第42条第1項第2号及び第4号の通り,「水車」となります。

(ウ)
電気設備の技術基準の解釈第42条第1項第2号及び第3号の通り,「低下」となります。

(エ)
電気設備の技術基準の解釈第42条第1項第3号の通り,「風車」となります。

(オ)
電気設備の技術基準の解釈第42条第1項第5号の通り,「内部」となります。

<電気設備の技術基準の解釈第42条>
発電機には、次の各号に掲げる場合に、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設すること。

一 発電機に(ア)過電流を生じた場合

二 容量が\( \ 500 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機を駆動する(イ)水車の圧油装置の油圧又は電動式ガイドベーン制御装置、電動式ニードル制御装置若しくは電動式デフレクタ制御装置の電源電圧が著しく(ウ)低下した場合

三 容量が\( \ 100 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機を駆動する(エ)風車の圧油装置の油圧、圧縮空気装置の空気圧又は電動式ブレード制御装置の電源電圧が著しく(ウ)低下した場合

四 容量が\( \ 2,000 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の(イ)水車発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合

五 容量が\( \ 10,000 \ \mathrm {kV\cdot A} \ \)以上の発電機の(オ)内部に故障を生じた場合

六 定格出力が\( \ 10,000 \ \mathrm {kW} \ \)を超える蒸気タービンにあっては、そのスラスト軸受が著しく摩耗し、又はその温度が著しく上昇した場合